2015年10月29日、韓国・聯合ニュースは、来月2日に開催が決まった日韓首脳会談において、両国の最大の懸案である慰安婦問題を韓国側がどのように取り上げるかに注目が集まっていると報じた。

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韓国大統領府の関係者によると、3年半ぶりとなる首脳会談における韓国側の基本コンセプトは、歴史問題の解決を通して未来志向的な日韓関係を築くことにある。そのため、朴槿恵（パク・クネ）大統領は会談に十分な時間を取り、慰安婦問題に関する誠意ある措置を日本側に改めて求める考えだという。

また、大統領府の重鎮の一人は「慰安婦問題に進展があってこそ日韓関係の改善につながる」というのが韓国の基本的な立場だとした上で、「朴大統領は堂々とした姿勢で会談に臨み、指摘すべきことは指摘し、言うべきことはすべて言うだろう」と述べた。

これについて韓国のネットユーザーから寄せられたコメントは、冷ややかな物が多い。

「言うだけなら何とでも言える」

「せいぜいやってみて。ただ、僕はこの政権に期待していない」

「どうせ意味も分からずに言うんだろう」

「父親が金を受け取って終わったことについて、きちんと言えるものかな？」

「会談自体、歴史教科書国定化のためのショーのような気がする。なんだかにおうぞ」

「事前の合意もないまま、言いたいことだけ言うミーティングが首脳会談なのか？時間の無駄だよ」

「日本に裏切られてばかりの政府が、言うべきことを言うって？言ったところで、聞く側が無視したらどうするんだ？」

「堂々と『私は親日です』とでも言うのかな」

「堂々と？当然のことでは？むしろ今まで堂々とできなかった無能ぶりを、代弁しちゃったようだね」

「議論を闘わせるほどの知識が大統領にあるだろうか？」

「堂々と…『私たちは否定的な歴史を消すことにしたので、慰安婦や歴史問題はこれ以上心配しなくて結構です』」（翻訳・編集/和氣）