水銀入り化粧品で中毒症状、衛生署は市民に注意呼びかけ―香港

Record China    2007年10月24日(水) 15時3分

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今年9月、香港で41歳の女性が疲労感などを訴えて、病院を訪れた。検査の結果、血液中の水銀濃度が極めて高いことが分かった。友人から送られた化粧品に水銀が含まれていたことが原因と見られている。

2007年9月、香港で41歳の女性が疲労感などを訴えて、病院を訪れた。検査の結果、血液中の水銀濃度が極めて高いことが分かった。この女性は、友人から送られた化粧品を使っていたが、その中に多量の水銀が含まれていたことが原因と見られている。

水銀が含まれていたのは、「華瑪ABC」という名称で、クレンジング・フェイスクリームなどからなる化粧品セット。台湾で製造されたものだった。香港では販売されていないが、女性の友人がプレゼントしたという。

同化粧品に含まれている水銀量は化粧品として許される上限を超えており、香港衛生署は市民に対して、同製品の使用中止を呼びかけている。

水銀中毒は神経系統や腎臓に大きな被害を与えることで知られている。(翻訳・編集/KT)

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