<ボイス>幼児の粉ミルクを外国に頼るな!中国企業は最低限のモラルを持て!―中国駐独大使

Record China    2015年11月2日(月) 20時40分

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29日、中国の粉ミルク問題について、中国の史明徳駐独大使が苦言を呈している。資料写真。

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2015年10月29日、中国では2008年のメラミン混入粉ミルク事件以来、国産粉ミルクへの不信感が根強く、海外の粉ミルクを求める人も多い。今年2月の旧正月連休前には、粉ミルクを買う中国人観光客が多く現れると予想したドイツのスーパーが、中国人の買い占めを防ぐために商品にカギをかけ、中国語で「粉ミルク販売しません」と書いた紙を貼り出した。こうした現状に、中国の史明徳(シー・ミンダー)駐独大使が苦言を呈している。

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史大使は、「幼児が飲む粉ミルクを全て外国に頼るべきではない。中国の巨大な需要には世界も対応できない。この現状の根本的な原因は明白。それは食品の安全が保障されず、中国企業が信用を失っているからだ。中国の企業が庶民の信頼を獲得するためには、最低限のモラルを持つ必要がある」と中国メディアの取材に語った。(翻訳・編集/内山)

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