米国にとっての最大の脅威は中国とロシアのどちらなのか―米メディア

Record China    2015年11月3日(火) 18時2分

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31日、中国とロシア、どちらが米国にとって最大の脅威なのだろうか。中国の脅威の方が大きいというのが専門家の分析だ。

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2015年10月31日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは記事「米国にとって最大の脅威とは?中国かロシアか」を掲載した。

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南シナ海で米海軍の艦艇が中国の人工島の12カイリ以内を通航したことが注目を集めている。中国は挑発行為だと反発し、同様の行為が続けば武力衝突につながりかねないと警告している。米国にとっての脅威は中国だけではない。ロシアがシリアに軍事介入した今、内戦は米露の代理戦争の様相を呈している。

中国とロシア、どちらが米国にとって最大の脅威なのだろうか。中国の脅威の方が大きいというのが専門家の分析だ。高成長を続ける中国はアジアの現状を変更しうる能力を有しているが、プーチンに欧州の現状を変える力はないと見ている。

しかも中国は米中露の三角外交の中で主導的なポジションにある。これはロシア政治の専門家である、米ジョージタウン大学のAndrew Kuchins教授の指摘だ。米国は中国、ロシアの双方と対立しているのに対し、中国はロシアと太いパイプを持っている。今は微妙な距離を保っているが、圧力が強まればロシアに接近することは間違いないだけに、米国は対応に苦慮することとなる。(翻訳・編集/増田聡太郎

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