中国が海南島に空母基地2カ所を計画、将来的に南シナ海に要塞を建設か―露メディア

Record China    2015年11月1日(日) 6時0分

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30日、中国は南シナ海北部の海南島に空母基地2カ所を建設する計画だ。ロシアの軍事技術専門家は「将来的に南シナ海に要塞を建設するため、試験的に作るのではないか」とみている。写真は中国の空母「遼寧」。

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2015年10月30日、中国は南シナ海北部の海南島に空母基地2カ所を建設する計画だ。ロシアの軍事技術専門家は「将来的に南シナ海に要塞を建設するため、試験的に作るのではないか」とみている。環球時報(電子版)が伝えた。

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ロシアメディアによると、中国海軍は今のところ、保有する潜水艦発射弾道ミサイル「巨浪−2(JL−2)」が南シナ海から米国本土まで到達するか確認できていない。さらに、潜水艦の安全な運航ルートを確保し、その他の海域での危険性を排除する必要も出ている。基地建造により、中国は長距離弾道ミサイル開発に拍車をかける見通しだ。

さらに、空母が南シナ海に停泊することにより、核ミサイル積載潜水艦を守り、南シナ海における中国の主導的地位を脅かすリスクに対抗することも可能になる。アフリカ、中東など世界の他の地域への兵力派遣にも使われるとみられる。(翻訳・編集/大宮)

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