人気の韓国化粧品、中国の「独身の日」商戦に参戦―中国メディア

Record China    2015年10月31日(土) 5時36分

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27日、韓国の化粧品サプライヤー・ディジタルオプティクスはこのほど、同社の中国通信販売企業に対する1日当たりの売上高が600万ウォン(約64万円)に達したことを明らかにした。資料写真。

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2015年10月27日、韓国メディア・ETODAYによると、今月初めに海外通販事業をスタートしたばかりの韓国の化粧品サプライヤー・ディジタルオプティクスは26日、同社の10月の天猫(Tmall)をはじめとする中国通信販売企業に対する1日当たりの売上高が600万ウォン(約64万円)に達したことを明らかにした。わずか15日間で中国サイト向けに化粧品10億ウォン(約1億1000万円)分を売り上げており、10月全体では15億ウォン(約1億6000万円)から20億ウォン(約2億1000万円)の売上になることが予想される。環球網が伝えた。

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同社はまもなく訪れる中国のショッピングイベント「ダブル11」(独身の日、11月11日)に大きな期待を寄せており、11月の売上高目標を40億〜50億ウォン(約4億2000万〜5億3000万円)と設定する。

それだけではない。韓国流通業界の関係者によると、中国で海外通販利用者が増え続けるのにともない、海外からの直接購入が急激に増加。韓国流通企業の多くはダブル11に照準を定め、このイベントを契機に中国市場の開拓を進め、売り上げの奇跡を起こそうとしている。

2014年のダブル11では、アリババ(阿里巴巴)プラットフォームがイベントスタートから3分間で取引額10億元(約190億円)を達成した。アリババが翌日公表したダブル11当日の取引データをみると、決済サービス「支付宝」(アリペイ)の取引額は571億元(約1兆1000億円)で、このうちモバイル端末によるものが42.6%を占めた。

また同データによると、14年のダブル11イベントでは、韓国の化粧品ブランド「ミーシャ」がイベント開始からわずか10分で売上高100万元(約1900億円)を達成し、イベント終了時の売上高累計は1600万元(約3兆1000億円)で、同日の天猫化粧品売上ランキングの首位に立った。韓国化粧品は中国でますます人気が出ており、今年のダブル11も韓国企業にとって見逃すことのできない一大イベントになることは確実だ。(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/武藤)

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