中国兵器は本当にパクリなのか?つきまとう偽りの汚名―台湾メディア

Record China    2015年11月3日(火) 9時40分

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10月30日、台湾メディア・中時電子報は「実戦経験が不足、中国の兵器にまとわりつくパクリの汚名」を掲載した。模倣という指摘は度を超したもので、現実とは異なると反論している。写真は戦闘機。

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2015年10月30日、台湾メディア・中時電子報は「実戦経験が不足、中国の兵器にまとわりつくパクリの汚名」と題した記事を掲載した。

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米海軍研究所はこのほど、中国の模倣兵器に関する記事を掲載した。他国の新型兵器を次々と模倣している中国。今では海外にも輸出を始めている。ただし、“本物”よりも安いとはいえ、実力が実戦で評価されたことがないだけに欲しがる国は少ないというのが米海軍研究所の指摘だ。

模倣という指摘は度を超したものだと記事は反論している。ロシアのSu−27をモデルとした中国の戦闘機・殲11は中国の用途に合わせ改造されたほか、多くのアップグレードが施され、もはや模倣品とは言い難い。また、中国のステルス無人機「利剣」が米国のステルス戦闘機F−35やステルス爆撃機X−47Bを模倣したとの批判は噴飯もので、単に外観の一部が類似しているだけで模倣の烙印を押されてしまったと主張している。

もっとも実戦によって検証されていないのは事実だ。加えて模倣やパクリの烙印(らくいん)もぬぐえないとあっては、いかに安価であっても中国兵器輸出の先行きは厳しい。(翻訳・編集/増田聡太郎

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