「中国の国際イメージは日本に及ばない」は確かに存在、「世界は中国を分かっていない」―米著名投資家

Record China    2015年11月4日(水) 8時58分

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2日、米国の富豪で投資家のニコラス・ベルグルーエン氏は、「中国の国際イメージは日本に及ばないとの見方は確かに存在する」との認識を示した。写真は天安門。

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2015年11月2日、環球網によると、米国の富豪で投資家のニコラス・ベルグルーエン氏は、同メディアの取材に応じ、「中国の国際イメージは日本に及ばないとの見方は確かに存在する」との認識を示した。

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ベルグルーエン氏は、1日に北京で開かれた「中国を読み解く」をテーマとした国際会議に出席し、取材に応じた。

フランスのサルコジ前大統領、ドイツのシュレーダー元首相など世界の著名な政治家、戦略家、企業家が2011年に立ち上げた非政府フォーラム「21世紀理事会」の創立者でもある同氏は、世界における中国の存在感について「以前に比べ、世界中が中国に高い関心を示し始めている。中国に興味を抱き、その重要性を意識するようになってきた」とした一方で、「世界の中国に対する理解は十分とは言えない。中国への正確な認識が欠けている」と指摘する。

また「中国の国際イメージは日本に及ばない」との見方があることについて、「(そのような見方は)確かに存在する。中国の台頭への警戒心から来るものだ」とし、「そうであるからこそ、中国を正しく理解することが極めて重要だ」との認識を示した。

その上で、「中国が国際イメージを向上させるためには、国際問題に積極的に関与し、今回のような国際会議の場などで世界との対話を増やしていくことが欠かせない」と述べた。(翻訳・編集/柳川)

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