韓国の国定歴史教科書、執筆志願者数すら明かされず、「知る権利」は?=韓国ネットユーザーは賛否両論

Record China    2015年11月11日(水) 5時58分

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9日、韓国・京郷新聞は、韓国・国史編纂委員会が、国定歴史教科書執筆陣の公募を締め切ったと伝えた。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真は韓国。

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2015年11月9日、韓国・京郷新聞によると、韓国・国史編纂委員会(国編)は、国定歴史教科書執筆陣の公募を締め切ったが、志願者数など詳しい情報は明らかにできないとの姿勢を見せている。

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9日、京郷新聞との電話インタビューでジン・ジェグァン国編部長は、「具体的な志願者数は明らかにできない」とし、「執筆陣の構成が完了した後に公募状況などについて会見を開くか検討中」と述べた。記事によると、国編側からは「公募締め切り前日に、(公募人員の)25人を超えた」との情報だけが得られたという。延世大学のキム・チョル教授は、「執筆陣公開は理念の問題ではなく、国民の知る権利から当然公開されるべき」と語っている。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「歴史教科書は国家機密か?」

「これは、『国民の知る権利』ではなく、『知る義務』だと思う」

「国民は国家の源であり命だ。そのことを理解していない」

「間違ったことをしていないのであれば、執筆陣は堂々と顔を出すべきだ」

「史上初、作者不詳のファンタジー小説としての国定歴史教科書?」

「国民に現政府の悪口を言う資格はない。われわれが投票して選んだ代償だ」

「作ってもいない教科書になぜここまで騒ぐ。教科書が出来てから偏向された内容がないか、確認すればよい」

「今は独裁政権ではない。国を信じよう」

「公表は必要ない。公表したら、理不尽な攻撃を受けるかもしれない。国定教科書は必ず必要なものだ。ぜひ頑張って作ってほしい」(翻訳・編集/三田)

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