ユンディ・リの「海外でさらした恥」波紋広がる、恩師も遺憾の意「まずは人としてきちんと」―中国

Record China    2015年11月4日(水) 22時0分

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3日、韓国・ソウルでの演奏会で発生したミスが話題のピアニスト、ユンディ・リについて、恩師が「まずは人としてきちんとしてから」と苦言を呈した。写真はユンディ・リ。

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2015年11月3日、韓国・ソウルでの演奏会で発生したミスが話題のピアニスト、ユンディ・リ(李雲迪)について、恩師が「まずは人としてきちんとしてから」と苦言を呈した。聯合報が伝えた。

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中国を代表する若手ピアニストのユンディ・リは、先月末にソウルで開催された「Yundi&Sydney Symphony Orchestra」で、演奏中にミスしたことが明らかに。演奏を一時中断して再開されたが、「指揮者とオーケストラのせいにした」と話題になったことから1日、ユンディ・リ側がこれを否定し、ミスについて謝罪していた。

最近のユンディ・リはイベントやバラエティー番組に積極に出演しており、「タレント化」が顕著になっている。そのせいで、今回のミスも「本業を忘れたことへの報い」として、世間から批判の声が止まらない。

この騒動について、ユンディ・リを育てた音楽家・但昭義(ダン・ジャオイー)氏も中国メディアに対してコメントを発表。「まずは人としてきちんとすることが何より大切。それからアーティストとしての立場をわきまえ、最後にピアニストであるべきだ」とし、ユンディ・リの行動に苦言を呈した。

但昭義氏は、「最近は二つのことで非常に心が重い」としており、これは今回の演奏ミスと、さらにユンディ・リが審査員を務める「ショパン国際ピアノ・コンクール」を数日欠席し、上海市で行われた人気俳優の結婚式に出席したことを指すようだ。海外公演は個人的な栄誉ばかりでなく、国の代表であることも自覚せねばならないとし、「一度の苦労で永遠に楽をすることは不可能であり、労せず利益を得ることもあり得ない」と弟子の行動に遺憾の意を示している。(翻訳・編集/Mathilda

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