＜北京五輪＞NBCテレビ、ネット配信も充実へ―記者2000人動員し、24時間放送を計画―米国

2007年10月24日、中国国内の報道によると、アメリカの三大ネットワークのひとつ、NBCテレビは北京オリンピック期間中、2000人の記者を派遣し、24時間態勢で放送することを明らかにした。先ごろ開かれた世界メディア会議で、同社執行副総裁がメディアに答え「NBC始まって以来の最多かつ最強の報道陣を送り込む」と意気込みを語った。

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同社は、6チャンネルで競技を全米に放送する予定で、さらに新たな試みとしてインターネットでも配信する。ネットにアクセスできればいつでもどこでも観戦が可能、しかも必要な情報のみを取り出し、好みの競技の録画を見ることから視聴者にも利点が大きい。

その意味でネット配信はテレビの視聴者を奪うライバルではないのかという質問に対しては、「高画質でダイナミックな画面は視聴者の圧倒的支持を受けている。ネット配信はそれを補うものに過ぎない。アメリカ勢は活躍しないかもしれないが、卓球やバドミントン、飛び込みといった鑑賞的価値の高い競技もテレビ放送で十分に楽しんでもらえる」と自信をのぞかせていた。（翻訳・編集/WF）