中国人観光客、スイスのホテルで警報鳴らす、警察出動で12万円を自腹=ホテルは「中国人による誤作動は珍しくない」と語る―中国メディア

Record China    2015年11月6日(金) 2時42分

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4日、重慶晩報は、スイス旅行のツアーに参加した中国人男性が、スイスのホテルから罰金を求められ支払ったが、旅行会社の説明不足だとして賠償を求めたと伝えた。写真はスイス。

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2015年11月4日、重慶晩報は、スイス旅行のツアーに参加した中国人男性が、スイスのホテルから罰金を求められ支払ったが、旅行会社の説明不足だとして賠償を求めたと伝えた。

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今年10月、ツアーでスイスに訪れた中国人男性は、ホテルで誤って警報器を作動させ警察が出動する事態に発展。ホテル側は、浴室ドアの閉めが甘かったために、男性が入浴した際に蒸気が室内の警報器を作動させたと説明している。

男性は部屋に注意書きがなくガイドから説明がなかったと非を認めなかったが、最終的には警察の出動にかかった1500スイスフラン(約18万円)のうち1000スイスフラン(約12万円)を支払い、残りはホテルが負担した。

男性は帰国後に旅行会社を訴え、賠償を求めた。男性の訴えに対し旅行会社は、「ホテルチェックイン後、ガイドは警察の出動に費用が発生することを含め注意事項を説明した。その場には男性もいた」と調査結果を明らかにしている。

このほか男性が宿泊したスイスのホテルは、「スイスでは警察が出動すると費用が発生する。問題が起きた後に誰も責任を取らない事態を回避するため、慣例として宿泊客に費用の負担を求めている。中国人観光客が警報器を誤作動させることは珍しくない」と語っている。(翻訳・編集/内山)

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