中国軍制服組トップ、米太平洋軍司令官との会談で強い不満=米が中国人工島周辺へ駆逐艦派遣―台湾メディア

Record China    2015年11月5日(木) 7時1分

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3日、中国軍制服組トップの范長竜氏は、北京を訪問中のハリス米太平洋軍司令官と会談し、南シナ海で中国が造成した人工島から12カイリ以内の海域に米国が駆逐艦を航行させたことに強い不満を示した。写真は中国海軍。

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2015年11月3日、中国軍制服組トップの范長竜(ファン・チャンロン)中国共産党中央軍事委員会副主席は、北京を訪問中のハリス米太平洋軍司令官と会談し、南シナ海で中国が造成した人工島から12カイリ以内の海域に米国が駆逐艦を航行させたことに強い不満を示した。台湾・中時電子報が伝えた。

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范氏は「中国の領土主権と島々の安全を脅かし、誤解や誤った判断、偶発的な事件などを引き起こしかねない」と批判。「地域の安全に新たな不安定要素を持ち込んだ」と強い不満を示した上で、「中国軍は断固使命を果たし、国家主権と安全を維持する」と述べた。

ハリス氏は「米中間には一部の分野において意見の相違があるが、協力と対話は有効だ。両国軍の協力をさらに深め、関係発展を進めていきたい」と述べた。(翻訳・編集/柳川)

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