2015年11月5日、韓国大統領府の鄭然国（チョン・ヨングク）報道官は慰安婦問題について、「日本政府は誠意ある態度で局長級協議に臨み、できるだけ早い解決を目指してほしい」と呼びかけた。

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韓国メディアによると、鄭報道官は「局長級協議では日韓首脳会談で話し合われた基礎的な部分について討論する」との見方を示した。

一方、安倍晋三首相は4日、自民党の谷垣禎一幹事長と会談。慰安婦問題について「（韓国側は）年内の解決を求めているが、日韓の間には認識に隔たりがある。年内と期限を区切るのは困難で、努力する必要がある」と表明した。日韓両政府はともに年内の解決を目指しているが、実現は困難とみられる。（翻訳・編集/大宮）