2015年11月9日、韓国・国民日報によると、韓国京畿道（キョンギド）城南（ソンナム）市の李在明（イ・ジェミョン）市長が、「朴槿恵（パク・クネ）政府の日本軍慰安婦への虐待は、日本政府よりもひどい」と主張した。

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李市長は同日、自身のフェイスブックで、「地方自治体が毎月支給してきた慰安婦被害者への支援金を中断しろという朴政府は、歴史を否定し、無視する日本政府よりも残酷だ」と主張した。さらに、「朴正煕（パク・チョンヒ）元大統領（朴槿恵大統領の父）は日本軍将校出身で、日本軍慰安婦をまねして米軍慰安婦制度を作った」とし、「慰安婦に対する朴槿恵政府の残忍な措置は、米軍慰安婦と無関係だと言えるだろうか？」と書き込んだ。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「大した金額ではないのに、それすらも中断しろと？ひど過ぎる」

「朴大統領に天罰が下らなければ、僕は神の存在を信じない。朴大統領は慰安婦被害者らに手を差し伸べ、歴史教科書の国定化の試みを中断するべきだ」

「李在明市長は民族の未来を考えてくれる人」

「次の大統領にふさわしい」

「最近の韓国は80年代の独裁政治に戻っているような気がして、怖くて見ていられない。国民の声に耳を傾けようとしない朴大統領を、大統領の座から追い出すべき」

「韓国の政治家は支持率を上げるために慰安婦問題を利用する。被害者らの気持ちを本当に考えている人は1人もいないのだろう」

「正しい主張。日本政府を批判しているが、実際は韓国政府も慰安婦被害者らの損害賠償請求訴訟を無視している」（翻訳・編集/堂本）