Record China 2015年11月15日(日) 19時40分
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11日、ロイターによると、大卒でも厳しい韓国の就職情勢。職業専門学校に通い、就職や仕事に生かしやすい実学を身につける若者が増えている。資料写真。
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2015年11月11日、ロイターによると、韓国では大学を卒業しても仕事に就けない状況となっており、大学卒業者や中途退学者の間で2〜3年制の職業専門学校に入学し、看護や理学療法、社会福祉、幼児教育などを学び直すケースが増えている。12日付で環球時報(電子版)が伝えた。
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韓国の高校卒業生が大学などの高等教育に進学する割合は、2008年には77%だったが、2015年は70.8%に減少。韓国大学教育委員会の統計データでは、過去3年間で、職業専門学校に入学する大卒者は1379人に増え、25%増加した。
この割合は、経済協力開発機構(OECD)加盟国の先進諸国の中では平均的な値であり、大学生(35万6000人)、大学院生(21万4000人)全体で見ればごく少数ではあるが、若者の間に意識の変化が生じていることを示している。
韓国経済は成長が鈍化し、大卒でも就職情勢は厳しいものになっている。首都・ソウルにある韓国外国語大学の経済学教授は、「子どもを良い大学に入れたいという親の思いはすでにピークを過ぎ、皆が大学へ行くべきだと思っているわけではなくなってきている」と話している。(翻訳・編集/岡田)
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