火星の大気消失を解明したNASA、中国では会見に参加した中国人女性学者に注目=メディアは「歴史上初」と取り上げる

Record China    2015年11月14日(土) 20時10分

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13日、米航空宇宙局(NASA)が「火星の大気は太陽風が吹き飛ばした」と発表したことは話題を集めたが、中国では会見に参加した中国人研究者に注目が集まっている。写真は火星の資料画像。

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2015年11月13日、米航空宇宙局(NASA)が「火星の大気は太陽風が吹き飛ばした」と発表したことは話題を集めたが、中国では会見に参加した中国人研究者に注目が集まっている。成都商報が伝えた。

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今月6日、NASAは無人火星探査機メイブンの観測データをもとに発表。かつて火星には大気があったが、太陽風と呼ばれる太陽から飛来する粒子の流れが、火星の大気を吹き飛ばしたと明らかにした。

同発表が行われた会見には、中国人研究者の董亜雪(ドン・ヤーシュエ)博士も出席。中国メディアは、「中国人女性学者がNASAの会見で発言、歴史上初」と取り上げた。

彼女は四川省成都市の生まれで、米ライス大学で学び、2014年に天体物理学の博士号を取得。同年に無人火星探査機メイブンの研究チームの一員となった。思いがけず注目を浴びたことに対して董博士は、「どんな仕事をしていても私は一般人。実際、私は同じ研究をする人たちに中では目立たない存在。仕事で注目を集めたのは初めて」と語っている。(翻訳・編集/内山)

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