日本旅客機MRJと中国のARJは“困った兄弟”、どちらも先行きは真っ暗―中国メディア

Record China    2015年11月14日(土) 13時50分

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12日、観察者網は記事「日本のMRJと中国のARJはよく似ている=試験飛行は延期、型式証明取得は予測もつかず」を掲載した。日本のMRJと中国のARJはまるで兄弟のようによく似ている。どちらも親を困らせる子どもだ。写真はARJ21。

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2015年11月12日、観察者網は記事「日本のMRJと中国のARJはよく似ている=試験飛行は延期、型式証明取得は予測もつかず」を掲載した。

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11日、日本発の国産ジェット旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)が初試験飛行に成功した。今後市場が急拡大すると期待されている地域間輸送用旅客機(リージョナルジェット)市場を狙った期待だ。同じリージョナルジェットでは中国もARJ21を開発している。

試験飛行がたびたび延期され開発が長引いていること、それに伴い開発費が高騰していること、エンジンは海外からの輸入、既存メーカーとのシビアな戦いに勝ち抜けるか未知数な点……日本のMRJと中国のMRJはまるで兄弟のようによく似ている。どちらも親を困らせる子どもだ。

MRJは初飛行に成功したとはいえ、安全性の証明である型式証明の取得がいつになるかはいまだ予想もつかない。ARJは2008年に初飛行に成功したがいまだに海外での型式証明取得は実現していない。

数々の難題を抱えているだけにMRJ、ARJの未来にいまだ光は見えない。もっとも中国にはより大型の旅客機を開発するという目標があり、そのために勉強料という考え方もある。一方、日本はというと開発で蓄積した技術を生かすあてもなく、高額の開発費は単なるあだ花で終わってしまう可能性もあるのではないか。(翻訳・編集/増田聡太郎

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