2015年11月13日、ロシアメディアのスプートニクによると、ロシア世界武器貿易分析センターは2014年のロシアの軍事支出は世界5位だったと明らかにした。中国は米国に次ぐ2位で、ロシアの2倍だった。15日付で環球時報が伝えた。

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同センターの資料によると、ロシアの軍事支出は前年より順位を下げ、英国に次ぐ5位となった。ルーブルの対米ドルレートが暴落したことによるところが大きいという。装備・軍事機器への支出は約639億ドル（約7兆6680億円）に上った。

米国は6542億ドル（約78兆5040億円）で、他国を大きく引き離している。米政府は国防予算を大幅に減少させているものの、09年には7574億ドル（約90兆8880億円）にも達し、全世界の軍事費の約半分を占めていた。

14年の各国軍事支出は以下のとおり。世界全体の軍事費総額は1兆6500億ドル（約198兆円）だった。

1位 米国6542億ドル

2位 中国1315億ドル

3位 サウジアラビア807億ドル

4位 英国658億ドル

5位 ロシア639億ドル

6位 フランス520億ドル

7位 ドイツ461億ドル

8位 日本460億ドル

9位 インド379億ドル

10位 韓国338億ドル

（翻訳・編集/岡田）