今も残る戦争の爪あと、第二次世界大戦期の地雷や爆弾を大量に処分―河南省許昌市

Record China    2007年10月28日(日) 8時19分

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10月26日、河南省許昌市公安局は第二次世界大戦期の爆弾や地雷を含む爆発危険物を集中処分した。ほとんどは建設現場で土を掘り起こした際見つかったもので、焼却処理された際、一部が激しく爆発し、現場には黒煙が立ち込めた。

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2007年10月26日、河南省許昌市公安局は第二次世界大戦時の爆弾や地雷を含む爆発危険物を集中処分した。

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河南省は日中戦争時、日本軍の苛烈な掃討作戦が行われたことで知られ、許昌市も1944年4月、北京から漢口までの鉄道を打通する「京漢作戦」のため、日本軍に占領された。

今回、市内で発見された危険物は砲弾、爆弾、手榴弾、地雷など132点、弾丸2万6700発あまり、雷管9298個、爆薬45kg、導火線約500mなど。大部分は建設現場で土を掘り起こした際に見つかり、弾丸や雷管は一般市民や各種機関などから引き渡されたものもあるという。危険物はまとめて焼却処分されたが、その際、一部の爆薬や爆弾などが大音響とともに爆発し、現場一帯には黒煙が立ち込めた。(翻訳・編集/藤野)

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