APEC事務局長が強調「南シナ海問題はAPEC首脳会議の公式議題に入らない」―中国メディア

Record China    2015年11月17日(火) 15時47分

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16日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)のアラン・ボラード事務局長はフィリピン・マニラで取材に応じ、南シナ海問題は18日からの首脳会議の公式議題に入ることはないと強調した。

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2015年11月16日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)のアラン・ボラード事務局長はフィリピン・マニラで取材に応じ、南シナ海問題は18日からの首脳会議の公式議題に入ることはないと強調した。中国新聞網が伝えた。

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ボラード事務局長は、「APECは経済問題を議論する場であり、議題は経済問題に限るべきで、安全保障問題は公式議題に入ることはない」と強調した。

中国外交部の洪磊(ホン・レイ)報道官は16日の定例記者会見で、オバマ米大統領がAPECで南シナ海問題が議題の一つになるとの考えを示したと報じられたことについて、「APECはアジア太平洋地域で最も重要な経済貿易協力フォーラムであり、南シナ海問題を議論するのにふさわしい場ではない。政治や安全保障など敏感な問題を取り上げる条件をつくり出してはいけない」とした上で、「われわれは各国がAPECは経済や貿易を議論する場だという点を守り、よい雰囲気をつくることを望む」と述べている。(翻訳・編集/柳川)

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