2015年11月17日、韓国・聯合ニュースによると、韓国国会の女性家族委員会は同日、与党・セヌリ党議員らが「日本軍慰安婦被害者の日」制定に反対していることについて、「日本の顔色をうかがっている政府や与党の行動が誠に遺憾だ」と批判した。

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韓国国会の女性家族委員会は同日、全体会議を開き、「日本軍慰安婦被害者の日」を制定する法案を上程した。

会議中、野党・新政治民主連合所属の兪承希（ユ・スンヒ）女性家族委員会委員長は、「慰安婦問題に対して政府はあまりにも消極的だ」と批判。これに対し、与党・セヌリ党所属の金姫廷（キム・ヒジョン）女性家族部長官は、「委員長は偏向的で中立でない」と反論した。

会議は与野党の激しい攻防のため停会となり、その後再開されたが、与党議員が全員退場したため終了となった。

会議終了後、野党議員らは「政府や与党は『慰安婦問題を解決する』と言いながら、日本の顔色をうかがっている。非常に遺憾だ」と批判した。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「韓国政府は何を恐れているのだろう？安倍首相がそんなに怖い？」

「女性家族部は加害者である日本軍の味方なの？」

「日本と聞いただけで何もできなくなる韓国政府。被害者よりも日本の機嫌を優先させるなんて、本当に情けない」

「ここは日本？韓国？それとも日本の植民地？いっそ日本か米国の属国になった方がまし」

「親日派の長官と議員らを日本に輸出したい」

「国内の法定記念日を制定するのに、なぜ日本の顔色をうかがう？なぜ外交関係を先に考える？」

「親日派政府でないことを証明するために、慰安婦被害者の日を制定してほしい」

「慰安婦被害者の日を制定してどうする？自国の女性も守れないほど弱かった過去をそんなに自慢したいの？」（翻訳・編集/堂本）