2015年11月18日、環球時報（電子版）によると、米空軍の購買担当責任者はこのほど、「米国が今後武器の売却契約の締結ペースを加速させなければ、顧客を中国に奪われる」との懸念を示した。

【その他の写真】

露メディアによると、同責任者は12日まで中東ドバイで開かれた航空ショーに出席。帰国後に語った。米軍事メディアによると、米シンクタンクのレキシントン研究所が開いた会議の席上、米国の同盟国が中国から武器を購入する可能性を指摘した。「米国の軍事設備需求は非常に大きい。海外の顧客は急を要しており、事態は緊迫している」と強調した。「中国は米国と異なり、無人機の輸出を制限していない」とも語った。

さらに、同責任者はヨルダン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦（UAE）など戦争に関与する一部の国は「中国の武器は購入するに値すると考えている」とも指摘した。（翻訳・編集/大宮）