2015年11月20日、香港紙・東方日報は「警戒せよ！スパイは私たちの近くにいる」を掲載した。参考消息愛が伝えた。

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中国・北朝鮮の国境近辺には多くのスパイが入り込んでいる。10月末、吉林省白山市長城朝鮮族自治県の農村でのことだった。望遠鏡を持った不審な男性を農民が発見、ただちに通報した。取り調べの結果、男性は外国籍と判明。高倍率の望遠鏡を持ち、軍事施設を撮影していたほか、国境部での人民解放軍の配置図を記録していた。

現地当局によると、近年外国人スパイが大量に流入しているという。観光客、あるいは企業視察の名目で入国し、解放軍に関する情報を収集している。また中国に輸出される海外のIT製品には悪意あるソフトウエアが埋め込まれているケースもある。今年、中国で日本人3人がスパイ容疑で拘束されたが、うち2人は日本公安庁の委託を受けていたことが明らかになっている。（翻訳・編集/増田聡太郎）