映画「老炮兒」で主演男優賞のフォン・シャオガン監督、「俳優廃業」を宣言―台湾

Record China    2015年11月22日(日) 10時47分

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21日、中国のフォン・シャオガン監督が、台湾版アカデミー賞・金馬奨で最優秀主演男優賞を受賞。「今後は俳優業に関わらない」と「廃業」を宣言した。写真は映画「老炮兒」のフォン・シャオガン監督。

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2015年11月21日、中国のフォン・シャオガン(馮小剛)監督が、台湾版アカデミー賞・金馬奨で最優秀主演男優賞を受賞。「今後は俳優業に関わらない」と「廃業」を宣言した。NOWnewsが伝えた。

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今年の第72回ベネチア国際映画祭でクロージングフィルムにも選ばれた中国映画「老炮兒」(Mr.Six)では、ヒットメーカーのフォン・シャオガン監督が主演し、元チンピラの「六爺」役を演じた。21日に開催された金馬奨の授賞式では、フォン監督が最優秀主演男優賞を受賞。監督自身は出席しておらず、電話によるメッセージが報道陣に伝えられた。

これまで友情出演の経験はあるが、主演したのはこれが初めて。フォン監督は「金馬奨に縁があったことは非常にうれしく、感謝している」とコメント。さらに、「これが最後の映画で、今後は二度と主演しない。これ以上、(俳優として)進歩すると思えないし、そうでないとプロの俳優に対して、とても失礼なことになる」と語り、「廃業」宣言した。

また、映画を手掛けたグアン・フー(管虎)監督に向けては、「一緒に獲得した賞だと思っている。僕を選んでくれてありがとう」と語っている。(翻訳・編集/Mathilda

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