<サッカー>アジアの頂点に立った広州恒大にスキャンダル、日産広告を無断撤去―中国

Record China    2015年11月23日(月) 12時7分

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22日、澎湃新聞網は記事「広州恒大は契約違反だと東風日産が激怒、ユニフォームスポンサー事件は誰の問題か?」を掲載した。写真は新旧ユニフォームの比較。右側の決勝戦用ユニフォームでは胸に「恒大人寿」と書かれている。

2015年11月22日、澎湃新聞網は記事「広州恒大は契約違反だと東風日産が激怒、ユニフォームスポンサー事件は誰の問題か?」を掲載した。

21日、広東省広州市の天河体育センター体育場で、サッカー・AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝セカンドレグが開催された。ホームの広州恒大はUAEのアル・アハリ・ドバイに1対0で勝利。ファーストレグが0対0の引き分けだったため、優勝を決めた。2013年以来2年ぶりの優勝で、再びアジアの頂点に立った。

この慶事の裏側で一つの事件が起きている。日産自動車の中国における合弁会社である東風日産が声明を発表、決勝戦で広州恒大が着たユニフォームから同社の広告が取り外されていたことを契約違反だと批判した。決勝で広州恒大は親会社のグループ企業である「広州人寿」の広告を入れていた。東風日産は2014年2月から広州恒大ユニフォームの胸部分の広告スポンサーとなった。契約期間は2016年1月31日まで。契約額は1億元(約19億円)以上で中国スーパーリーグ史上最高額だった。

東風日産によると、決勝戦前に広州恒大は広告買い戻しを口頭で提案してきた。昨年の準決勝でも1試合限定での買い戻しの申し出があり、その時は東風日産も受け入れた。今回は東風日産は書面で拒否の回答を送っていたが、決勝戦キックオフ1分前に再び広告買い戻しの書簡が届いた。東風日産は返答していないが、広州恒大は胸の広告を変えて試合に挑んでいる。(翻訳・編集/増田聡太郎

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