「90年代の日本の人気俳優」のようなワン・ダールー、台湾青春映画がヒットし大ブレーク寸前―中国

Record China    2015年11月23日(月) 11時57分

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22日、今年の台湾で最高ヒット作となった映画「我的少女時代」が中国でも公開され、主演俳優のワン・ダールーが大ブレークの兆しを見せている。写真はワン・ダールー。

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2015年11月22日、今年の台湾で最高ヒット作となった映画「我的少女時代」が中国でも公開され、主演俳優のワン・ダールー(王大陸)が大ブレークの兆しを見せている。騰訊が伝えた。

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今夏に公開された映画「我的少女時代」は、4億台湾ドル(約15億円)を超える興行収入を稼ぎ、今年最もヒットした台湾映画となった。香港でも興収3000万香港ドル(約4億8000万円)を超えるヒットを記録したほか、今月19日から上映が始まった中国では、初日だけで1億元(約19億円)超えの数字を出し、公開中の「007 スペクター」を抜き、興行ランキング1位を獲得した。

「我的少女時代」は、90年代の高校を舞台にした青春映画。香港の俳優アンディ・ラウ(劉徳華)が投資し、「ハートに命中!100%」「蘭陵王」などヒットドラマを手掛けてきた女性プロデューサー、チェン・ユーシャン(陳玉珊)が初監督を務めた作品だ。主人公のヤンチャな高校生を演じたのが若手俳優ワン・ダールーで、この作品をきっかけに台湾で人気沸騰。中国でも映画が話題になるとともに、大ブレークの兆しを見せている。

チェン・ユーシャン監督が「90年代に人気だった日本の若手俳優のよう」と評するように、イマドキ顔の持ち主ではないワン・ダールー。デビューしたのは17歳だった8年前で、ブレークまでに7年かかった。騰訊のインタビューによると、「ダールー(大陸)」という変わった名前は、父親が大陸(中国を指す)が好きで、さらに中国でビジネスをしている関係もあるという。

中国では、同じく青春映画でブレークした台湾の俳優コー・チェントン(柯震東)の「二世」とも呼ばれている。実は2人は所属事務所や年齢も同じで、小中学校の同級生であり、実家も近い幼なじみの間柄。コー・チェントンは昨年、大麻騒動を起こして活動休止に追い込まれたが、そのライバルがいない間に台頭してきた新星として注目されている。(翻訳・編集/Mathilda

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