2015年11月23日、AFP通信によると、中谷元・防衛相は22日、オーストラリアが進めている潜水艦の共同開発について、日本を共同開発国に選ぶよう訴えた。

オーストラリアは新たな潜水艦の共同開発について、日本、フランス、ドイツの3カ国の中から共同開発国を選定する予定で、3カ国は30日までに建造計画を提出する。オーストラリアを訪問中の中谷防衛相は22日、日本が共同開発国になることで、アジア太平洋地域の海洋における安全保障について日米豪の戦略モデルになると述べ、日本を選定するよう訴えた。オーストラリアのペイン国防相は、日本とは同様の価値観や戦略上の権益を共有しており、防衛における重要なパートナーであると述べたが、選定の手続きは別問題であるとの見解を示した。（翻訳・編集/蘆田）