中国、南シナ海人工島に民用施設を増設へ=「域内各国に質の高い公共サービス提供」―中国メディア

Record China    2015年11月25日(水) 17時16分

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24日、中国外交部の洪磊報道官は定例記者会見で、南シナ海・南沙(英語名スプラトリー)諸島で民用施設を増設すると明らかにした。写真は南沙諸島に駐留する中国軍。

2015年11月24日、中国外交部の洪磊(ホン・レイ)報道官は定例記者会見で、南シナ海・南沙(英語名スプラトリー)諸島で民用施設を増設すると明らかにした。国際在線が伝えた。

洪報道官は、南沙諸島で進めた埋め立て工事が今年6月に完了したとした上で、民用施設の増設について、「国際的責任を全うし、域内の各国に質の高い公共サービスを提供するためだ」と述べた。

また、クアテロン礁とジョンソン南礁に設置した灯台2基を例に挙げ、「現地に駐屯する人や船舶の航行に安全と便宜を提供している」と説明した。

その上で、「中国は一部の島しょで必要な防御施設を建設するが、これらは軍事化とは関係ないものだ。いかなる国を念頭に置いたものでもなく、国際法に基づき各国が有する南シナ海での航行と飛行の自由を妨害するものでもない」と述べた。(翻訳・編集/柳川)

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