フィリピンによる南シナ海仲裁手続き、審理開始=中国は「受け入れず、参加しない」立場を再表明―中国メディア

Record China    2015年11月25日(水) 14時0分

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24日、中国外交部の洪磊報道官は、南シナ海の領有権をめぐる審理がオランダ・ハーグの仲裁裁判所で開始されたことを受け、「中国は受け入れず、参加しない」との立場を改めて表明した。資料写真。

2015年11月24日、中国の南シナ海での領有権主張は国際法に違反するとしてフィリピンが求めていた国際仲裁手続きで、オランダ・ハーグの仲裁裁判所は審理を開始した。これを受け、中国外交部の洪磊(ホン・レイ)報道官は定例記者会見で、「中国は受け入れず、参加しない」との立場を改めて表明した。中国新聞網が伝えた。

洪報道官は、フィリピンが中国側と繰り返し確認した共通認識および「南シナ海における関係国の行動宣言」の約束に背き、一方的に仲裁に持ち込み、中国の南シナ海における領土主権と海洋権益の否定をもくろんでいるとした上で、「仲裁案を受け入れず、参加しないという中国側の立場は極めて明確だ」と述べた。(翻訳・編集/柳川)

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