小中高生が宿題に費やす時間、中国は世界平均の2倍、日本の4倍―中国メディア

Record China    2015年11月27日(金) 19時31分

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25日、中国の小中高生が宿題に費やす時間は平均3時間で、世界平均の2倍、日本の4倍であることが調査で明らかになった。写真は野菜売りの親の手伝いをしながら宿題をする中国の子ども。

2015年11月25日、中国の小中高生が宿題に費やす時間は平均3時間で、世界平均の2倍、日本の4倍であることが調査で明らかになった。中国メディア・新浪の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウントが伝えた。

中国・南京の地方紙、金陵晩報によると、中国の学習支援アプリ「阿凡題」が全国の小中高生を対象に行った「学習負担」に関する調査で、中国の小中高生が宿題に費やす時間は平均3時間で、世界平均の2倍であることが分かった。

宿題に2時間費やすと答えた人は26.4%、3時間が44.9%、4時間が28.7%だった。平均約3時間で、これはフランスの3倍、日本の4倍、韓国の6倍に相当する。

中国の小中高生は、宿題への負担が大きいため睡眠時間を犠牲にしていることも分かった。午後11時に就寝すると答えた人は、小学生で18.2%、中学生で46.3%に上り、高校生は約9割と高かった。

子どもの宿題の多さに、親たちも頭を悩ませている。宿題の内容が難しく遅い時間になっても終わらない子どもに対し、「途中でやめて早く寝るよう勧めた」と答えた親は44.9%に上り、「子どもの宿題を代わりにやった」も32.7%だった。

記事では、「小中高の12年間、休日などを除き毎日3時間の宿題を続けることは、アイドルのコンサート4032回を見逃す計算になる」と伝えている。(翻訳・編集/柳川)

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