Record China 2015年11月27日(金) 11時12分
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26日、韓国メディアによると、日本で慰安婦問題を報道した元朝日新聞記者で北星学園大学の非常勤講師の植村隆氏が、来年3月から韓国の私立大に就任することが分かった。これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。写真は韓国の慰安婦像。
2015年11月26日、韓国・ニューシスによると、日本で慰安婦問題を報道した元朝日新聞記者で北星学園大学の非常勤講師の植村隆氏が、来年3月から韓国の私立大の招聘(しょうへい)教授に就任することが分かった。
植村氏は1991年、元慰安婦の韓国人の証言を取り上げた記事を報じ、日本社会に慰安婦問題を広めた。そのため、大学には、「日本の名誉を傷つけた記者の雇用継続は認めない」などと主張する脅迫の手紙や嫌がらせ電話が相次いでいた。
北星学園大学の田村信一学長は同日の記者会見で、「植村氏は来年3月から1年間、提携校の韓国カトリック大学校に勤務する」と発表。「植村氏の雇用継続について、さまざまな意見があり悩んでいたが、このまま警備態勢強化を続けるのは難しい。脅迫と闘ってきた経験を広く伝えていきたい」と明らかにした。また、会見に同席した植村氏は「大学のこれまでの支援に感謝している。今後もバッシングと闘っていく」と強調した。
これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。
「植村さんは記者の鏡!尊敬する」
「親韓派の日本人が韓国の大学に来ることを歓迎する。これからも、日本の社会に真実を伝えてほしい」
「安倍首相と朴大統領が意地を張っているせいで、良心を持つ日本人が犠牲になっている」
「自国に都合の悪い情報を排除しようとする日本の右翼は本当に情けない」
「慰安婦被害者のために闘ってくれる人が日本にもいる。本当に良かった」
「慰安婦強制連行の証拠は山ほどある。植村さんの努力はいつか必ず報われる」
「脅迫するなんてひど過ぎる。日本に言論の自由は存在しないの?」
「日本人はいい意味で他人のことに関心がなく、日本は個性が受け入れられる国だと思っていた。人と違うことを主張する植村さんを攻撃し、日本から追い出すなんて信じられない」(翻訳・編集/堂本)
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