<中国の週間動向>南シナ海問題で仲裁裁判所が審理開始、中国首相は「人工島建設は合法」との立場を表明

Record China    2015年11月28日(土) 9時50分

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21日から27日までの1週間、中国にかかわる主な動きとして、南シナ海問題をめぐる動きや習近平国家主席のCOP21出席などが報じられた。写真は南シナ海。

2015年11月21日から27日までの1週間、中国にかかわる主な動きとして以下のようなニュースが報じられた。

▼南シナ海問題、フィリピンが求める国際仲裁手続きの審理開始

中国の南シナ海での領有権主張は国際法違反だとしてフィリピンが求めている国際仲裁手続きで、オランダ・ハーグの仲裁裁判所は24日、審理を開始した。中国は仲裁裁判所に管轄権はないと主張し、審理への参加を拒否している。

▼中国首相、南シナ海での人工島建設は「合法」との立場を表明

中国の李克強(リー・カーチアン)首相は22日、マレーシア・クアラルンプールで開催された東アジアサミットで南シナ海問題における中国の原則的な立場を表明、「中国が自らの島しょで行う建設活動は合理的・合法的なものだ」と語った。

▼中国国家主席のCOP21出席を発表、ジンバブエ・南アフリカ訪問も

中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が11月29日から12月5日にかけて、フランス、ジンバブエ、南アフリカを訪問することが明らかになった。フランスではパリで開催される国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)に出席する。

▼過激派組織ISがネットに動画を掲載、中国も「敵国」として非難

過激派組織「イスラム国(IS)」はインターネット上に動画を掲載し、「反イスラム国連合」として中国を含む60カ国・地域を非難した。動画は24日にアップされたもよう。

サッカーACL、中国・広州恒大が2年ぶりに頂点返り咲き

サッカーのアジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝戦セカンドレグが21日に行われ、ホームの広州恒大(中国)がアル・アハリ(UAE)を1−0で破り、2年ぶり2度目のアジア制覇を果たした。(編集/野谷

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