運転中に空から雁が!我が身の怪我を顧みず雁を救助―北京市

Record China    2007年10月31日(水) 18時58分

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10月29日、北京市昌平区の派出所に、頭を包帯でぐるぐる巻きにした血だらけの男が入ってきた。腕には大きな雁を抱えている。この血だらけの不審人物は自分の怪我も顧みず、雁を救おうと派出所に駆けつけたのだった…。

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2007年10月29日、北京市昌平区の派出所に、頭を包帯でぐるぐる巻きにした血だらけの男が入ってきた。腕には大きな雁を抱えている。警官の視線が不審な男に集中するなか、「この雁の怪我、見てやってもらえませんか?」と男は話した。

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この血だらけの不審人物は張宝(チャン・バオ)さん。29日昼に愛車の軽ワゴンを運転中、突如すごい音がして車のフロントガラスが割れたのだという。幸いにも道路は渋滞しており、車はスピードを出していなかったため大事には至らなかったが、気が動転して張さんは何が何だかわからなかったという。我に返ると、割れたガラスの破片で張さんは顔中切り傷だらけでひどいことになっていた。さらに助手席にはフロントガラスを割った犯人、1羽の雁が寝そべっていた。最初、ぴくりとも動かなかったため、死んでいるのかと思ったが、しばらくして雁はぴくぴくと動き始めた。

張さんはどうにかして雁を救えないかと血だらけの服も着換えずに派出所へと飛び込んだという始末。警察は昌平区疾病管理センターに連絡、検査の結果病気ではないことが判明した。雁はすでにすっかり元気を取り戻しており、今後機を見て野生に返されるとのことだ。(翻訳・編集/KT)

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