2015年11月28日、韓国・ニュース1は、韓国政府筋の話として、北朝鮮が28日午後2時20分〜同40分の間に、日本海で潜水艦発射弾道ミサイル（SLBM）を試験発射したが、失敗したもようだと伝えた。

韓国軍当局は、ミサイルの軌跡は捕捉されなかったが保護カバーの破片が確認されていることから、11日から来月初めまで江原道元山沖の海上を航行禁止区域としていた北朝鮮が、SLBM発射に失敗したものと推定している。

今回の発射では、保護カバーの中にあるミサイルは海上に到達せず、保護カバーのみ海面上に出てきた状況だと伝えられている。

北朝鮮は今年5月8日、日本海で新浦（シンポ）級潜水艦（2000トン級）から、SLBM模擬弾「北極星−1」の水中射出試験に成功している。これを受け、韓国軍当局は、北朝鮮が年内にSLBMの追加試験発射を行う可能性が高いと推定していた。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「人民が苦しむ中、武器開発を進める北朝鮮。武器博物館でも建てるつもりなんだろう」

「ミサイル実験するような余裕があるのなら、大韓民国から受けた借款を返せ」

「今回は失敗したようだ。だが以前の実験ですでに発射が可能になっているということを考慮すると、韓国にとっては非常に脅威とみなければならない」

「この調子では、ソウルだけでなくて釜山まで火の海になりそうだ」

「北朝鮮が着々と武器技術の開発を行っている中、韓国軍当局の上層部は親ぼくゴルフを楽しんでいるんだろうな。韓国軍には北朝鮮の弾道ミサイルを迎撃できるスペシャルゴルフクラブでもあるだろうか」

「北朝鮮は本気でミサイル技術の開発を進めているようだ。韓国ではいくら開発費を投入しても、際限なく誰かのポケットに入っていってしまうからな」

「北朝鮮が韓国より遅れているという話は本当だろうか」

「潜水艦からミサイル発射が可能になったら、韓国の国防は打つ手がなくなる」

「早く平和裏に統一しないと、このままでは韓国は北朝鮮に飲み込まれる」

「北朝鮮が実験に失敗したということを理解していれば、成功の日もそう遠くないということだ」（翻訳・編集/三田）