MRJのライバル、中国初の国産旅客機ARJ21が悲願の就航―中国

Record China    2015年11月30日(月) 13時40分

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29日、中国国産旅客機ARJ21が航空会社に引き渡された。同機種は日本の三菱リージョナルジェット(MRJ)と競合し、今後急成長する小型ジェット機市場を狙う。写真はARJ21。

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2015年11月29日、新華社によると、中国国産旅客機ARJ21が航空会社に正式引き渡された。

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中国初の国産旅客機ARJ21が29日に成都航空に引き渡された。今後3カ月間にわたる試験を経て、ついに初の商業運用が始まる予定だ。成都と北京、上海広州深セン武漢西安を結ぶ路線に就航する。今後5〜6年内に30機が引き渡される予定となっている。

ARJ21は座席100席以下のリージョナルジェットと呼ばれるカテゴリーに属する。日本の三菱リージョナルジェット(MRJ)と競合し、今後急成長する小型ジェット機市場を狙う。2015年にようやく初飛行を成功させたMRJに対し、ARJ21は08年に初飛行を成功させていた。しかし安全性能の証明である形式認証の取得が遅れていた。今年中国での形式認証が下り、ついに念願の商業運用にこぎつけたが、欧米での認証はいまだ取得できていない。(翻訳・編集/増田聡太郎

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