Record China 2015年12月2日(水) 10時13分
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1日、中国・北京市で、微小粒子状物質・PM2.5の濃度をハンディー型測定器で測定したところ、1立方メートル当たり2000マイクログラムを超えたとの投稿がネットで相次ぎ、物議を醸している。写真は北京の大気汚染(資料写真)。
2015年12月1日、法制晩報によると、大気汚染が今年最悪レベルとなった中国・北京市で、微小粒子状物質・PM2.5の濃度をハンディー型測定器で測定したところ、1立方メートル当たり2000マイクログラムを超えたとの投稿がネットで相次いだ。
北京市環境保護観測センターの発表によると、PM2.5の値は先月30日に1000マイクログラム近くまで上昇し、1日夜の時点でも多くの地域で500マイクログラムを超えているが、1000マイクログラムを超えてはいない。
同センターの関係者は、「ハンディー型測定器は光散乱法による測定のため正確性に問題がある。水蒸気の高い場所ではPM2.5の濃度が高く測定されることもある。中国国内で認証された測定方式ではない」とし、「国が認証しているのはTEOM法とベータ線吸収法であり、北京市ではTEOM法を採用している」などと説明した。
この報道を受け、中国のネット上では専門家の回答に「そういう問題じゃないだろ」「PM2.5の値が500と2000にどんな違いがあるのか。極めて深刻なレベルであることに変わりはない」「専門家の発言の正確性にも問題がある」などと不満の声が多く寄せられている。(翻訳・編集/柳川)
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