北京の大気汚染の主な原因は自動車の排気ガス?当局説明に「自動車は冬にだけあるわけではない」「次は人の呼吸のせいと言うだろう」―中国ネット

Record China    2015年12月3日(木) 8時35分

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1日、中国住建部の責任者が北京の大気汚染の主な原因は集中暖房ではなく、自動車の排気ガスだとの見解を示したことについて、中国のネットユーザーからは反発するコメントが多く寄せられた。写真は北京の大気汚染。

2015年12月1日、中国メディア・新浪は、中国住建部の責任者が、北京の大気汚染の主な原因は集中暖房ではなく、自動車の排気ガスだとの見解を示したことを伝えた。

ここ数日大気汚染が最悪レベルになっている北京だが、中国住建部の責任者は、ここ数年で集中暖房を省エネ排出削減の設備に改造しており、再生エネルギーやクリーンエネルギーの使用を推奨しているので、集中暖房が大気汚染の原因ではないと主張。主な原因は自動車の排気ガスであるとした。

このニュースが中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で伝えられると、中国のネットユーザーからは反発するコメントが多く寄せられた。

「でも自動車は冬にだけあるものではないよね?」

「なぜ寒くなるとスモッグが出るんだ?寒い日は自動車が倍に増えるのか?」

「まるで中国の南方には自動車がないかのような言い方だな」

米国にはあんなにたくさん自動車があるのになぜスモッグがないの?」

「住建部は汚染の責任を庶民に押し付け、汚染排出企業のことは一言も触れないなんて、なんて恥知らずな!」

「毎回、重工業の工場が操業停止する度に空が青くなるのはなぜだ?いつも自動車や爆竹のせいにするのなんて、恥ずかしくないのか?」

「でも交通部は集中暖房のせいだと言っていますが」

「これでみんなが自動車に乗らなくなったら、住建部は人の呼吸のせいだと言うのだろう」(翻訳・編集/山中)

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