Record China 2015年12月6日(日) 17時10分
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2日、中国を訪れる日本の観光客は北京、上海といった大都市を好む傾向があるとの台湾メディアの報道について、日本ネットは“逆分析”してみせた。写真は九寨溝。
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2015年12月2日、中国を訪れる日本の観光客は北京、上海といった大都市を好む傾向があるとの台湾メディアの報道について、日本ネットは「田舎なんか行ったらスパイ容疑で捕まるし、都会へ行くのも観光ではなくて仕事」と“逆分析”してみせた。
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台湾・中時電子報の報道によると、今年1〜10月に中国を訪れた観光客(延べ人数)は香港が最多の6552万人、次いでマカオ1891万人、台湾460万人、韓国373万人、日本207万人、ベトナム176万人、米国175万人の順。
香港、マカオ、台湾を除いた観光客のうち、世界自然遺産として知られる九寨溝(四川省)を最も好んだのは米国人。中国で最も美しい町並みを残しているといわれる鳳凰古城(湖南省)はタイ人に人気があり、険しい峰が連なるカルスト地形の奇観で知られる張家界(湖南省)への観光客は韓国人が全体の約63%を占めた。
中時電子報はこの結果について、米国はゆったりした雰囲気の観光地、韓国は奇観や険しい場所にある景勝地、日本は大都市、欧州は文化的な観光地を好むなど、国によって「好み」が分かれていると分析。日本については昨年、上海を訪れた日本人観光客が82万8000人に上ったとのデータも添えている。
この分析について日本のネットユーザーからは、「一昔前であれば興味があったけど、今は全く行きたいと思わない」「2005年以降くらいから、中国は別の国になったような気がする。絶対行かない」とのコメントに共感する声が多かった。また、「日本人は大都市を好む」との分析については「都市が好きなのではなく、中国的な文化、古い町並み、歴史的建造物に関心があるはず」「日本人は基本的に大自然が好きだが、バスは崖から落ちるし、強盗は出るし…」「日本人はほとんどビジネスで無理矢理行かされているんじゃないの?だから都市部しか行かないんだよ」と解説してみせた。(編集/長澤)
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