中国サッカー協会でスキャンダル、副主席の収賄を職員が告発=中国ネットは批判噴出「代表はW杯予選で大事な時期なのに…」

Record China    2015年12月4日(金) 21時10分

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2日、中国・新浪によると、中国サッカー協会で、職員が副主席の収賄を告発する騒動が起きた。資料写真。

2015年12月2日、中国・新浪によると、中国サッカー協会で、職員が副主席の収賄を告発する騒動が起きた。

同協会職員の付玉培(フー・ユーペイ)氏がこのほど、中国共産党で汚職調査を担当する中央規律検査委員会に対し、協会副主席の魏吉祥(ウェイ・ジーシアン)氏を告発した。

告発内容は、魏氏が、青島市サッカー協会の元幹部から10万元(約190万円)を受け取ったというもの。しかもその金の使い道が「ナイトクラブで遊ぶため」だという。

これに対し、魏氏は「全くのでたらめだ。誰に調べられても恐れることはない」と潔白を主張している。

関係者によると、付氏は今年9月、協会内の人員調整で同僚5人と共に同協会から離れることを求められ、不満を示していたという。

魏氏は協会内でナショナルチーム関連の事務を取り仕切る立場にある。

中国男子代表チームは現在、2018年サッカーW杯ロシア大会のアジア2次予選を戦っているが、2試合を残してグループ3位と最終予選進出が厳しくなっている。そのため、中国のネット上では、今回の騒動について、「代表がW杯予選で大事な時期に協会が足を引っ張ってどうする」「中国サッカーが振るわない理由は明らかだ」「徹底的に調査しサポーターに事実を明らかにしろ」「幹部はみな責任を取れ」などと批判が噴出している。(翻訳・編集/柳川)

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