「太極拳も韓国や日本に…」「蹴鞠も心配になってきた」=韓国などの「綱引き」世界遺産登録に中国が憂慮―台湾メディア

Record China    2015年12月4日(金) 12時48分

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3日、台湾・中央社は、韓国など4カ国が申請していた「綱引き」が、ユネスコの無形文化遺産に登録されることが決まったことについて、中国人が憂慮していると伝えた。資料写真。

2015年12月3日、台湾・中央社は、韓国、ベトナム、カンボジア、フィリピンの4カ国が申請していた「綱引き」が、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されることが決まったことについて、中国人が憂慮していると伝えた。4日付で参考消息網が報じている。

「綱引き」は中国でも長い歴史がある。中国のニュースサイト・澎湃新聞は、「その歴史は2400年に及ぶ。宮廷でも流行した競技で、唐代には1000人規模の試合が何度も開催された」などと伝えた。「綱引き」の無形文化遺産登録決定を受け、中国のネットユーザーからは、「闘鶏や蹴鞠(けまり)も心配になってきた」「早く“広場ダンス”を世界遺産に申請しよう」などの声があがっている。

また中国メディアも、中国人民政治協商会議の●立群(ゴン・リーチュン、●は「襲」の下に「共」)委員が以前、メディアに対して「太極拳も韓国や日本、インドなどの周辺国に奪われる可能性がある」と語っていたことを紹介。囲碁についても「中国では世界遺産に申請しようという声がよくあがるが、必要な資料や手続きが煩雑で実現していない」と伝えるなど、憂慮を示している。(翻訳・編集/北田

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