Record China 2015年12月7日(月) 20時19分
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7日、台湾が南シナ海での領有権を主張する地図を作製したことが分かった。これについて、中国のネット上には多くのコメントが寄せられている。資料写真。
2015年12月7日、中国紙・環球時報は、台湾が南シナ海での領有権を主張する地図を作製したと報じた。
6日付の台湾紙・聯合報によると、台湾内政部は、1947年に中華民国が唱えた南シナ海の境界線「十一段線」内にある島々を4年がかりで測量し、220余りの島や環礁の位置を示した地図を完成させたと明らかにした。
地図では、台湾および中国南部の海南島からボルネオ島北岸近くまでを輪を描くように延びる11本の破線が示され、台湾の馬英九(マー・インジウ)総統が今月12日に訪問を予定している太平島や中洲礁、東沙諸島などの台湾が実効支配する島々のほか、中国が実効支配する中沙諸島の黄岩島(英語名スカボロー礁)などの位置が記されている。中国が主張する「九段線」はこの十一段線を引き継いだものだ。
聯合報は、地図作製について「領有権を主張する意味合いが濃厚だ」とした上で、「周辺国との間に緊張を招きかねず、その意図は両岸(中国と台湾)が南シナ海を共同で掌握することにあるとの推測も出ている」と報じた。
この話題について、中国のネット上には「両岸が手を携えて南シナ海の領有権を主張するのは歓迎だ」「中華民族は大同団結すべき」「中華の希望は台湾にあり」「台湾のものはいずれ中国のものになる」「習馬会(中国の習近平国家主席と台湾の馬総統による11月の会談)の重要な成果だ」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/柳川)
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