2015年12月7日、独紙ディ・ヴェルトが「中国の美容整形件数が年間700万件に上る」と報じたことに、中国のネットユーザーが注目している。

記事によると、中国の整形市場は現在、年30％のペースで成長を続けており2014年に行われた美容整形手術は700万件に上る。また、ある調査では、若者の6割が整形に肯定的だったとも伝えられている。整形手術が増えた理由について、香港の社会学者は、経済成長の鈍化で就職競争が激しさを増したことや、経済発展によって多くの人が整形手術を行えるだけの経済力を持つようになったことを理由に挙げている。

この報道に、中国のネットユーザーはさまざまなコメントを残している。

「中国には何億人いると思ってんだ？件数じゃなくて割合で考えろよ」

「人工的な顔は美しいと思わない。ネットで人気になる子たちはみんな同じような顔」

「整形は個人の自由だと思うけど、なんとなく不健康で危険なイメージがある。慎重になった方がいいよ」

「男が顔でばかり選ぶのが悪い」

「自己責任。自分が気に入ればそれでいい」

「韓流ドラマの影響」

「韓国は（整形の）世界遺産登録を焦るかな？」

「整形をして鼻がどんなに高くなっても、残念ながら知能指数が高くなるわけではないし、健康になるわけでもないんだよ」

「男性は結婚する相手が整形じゃないかと恐れ、女性は整形しないと結婚できないんじゃないかと恐れる。社会がますます混乱していく」（翻訳・編集/北田）