日本が中国に謝罪しない理由は「明治維新」―日中問題専門家

Record China    2015年12月11日(金) 12時50分

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8日、人民日報によると、中国社会科学院日本研究所が行った日中問題に関するシンポジウムで、東北師範大学の韓東育副校長は「日本が謝罪しないのは、明治維新の栄光があるからだ」と指摘した。資料写真。

2015年12月8日、人民日報によると、中国社会科学院日本研究所が同日に行った日中問題に関するシンポジウムで、東北師範大学の韓東育(ハン・ドンユー)副校長は「日本が謝罪しないのは、明治維新の栄光があるからだ」と指摘した。

韓氏は、「日本が対中侵略戦争について謝罪しないのは、本当の意味で心からの反省をしていないからだ」と指摘。「“明治維新の栄光”と“正常な国家への発展”が間違った価値観と戦争観を作り出した。日本人はいったん戦争について謝罪してしまうと、その“栄光”が揺らぐと懸念している」と述べた。

また、「日本は一貫して米国のコントロール下から抜け出し、“正常な国”になろうと考えてきた。それには、かつて侵略した中国への謝罪は必須であるが、日本はその“島国根性”から、中国が優位に立つことが許せないでいる。そのため、中国に謝罪もせず、“正常な国”になろうともしない、おかしな現象が起きている」と分析している。(翻訳・編集/北田

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