2015年12月9日、網易体育は、日本で行われるサッカーのFIFAクラブワールドカップ（W杯）に出場する広州恒大（中国）の試合を中国中央テレビ（CCTV）が生中継しない可能性があると伝えた。

記事によると、アジア代表として出場する広州恒大は、13日午後4時（日本時間）にクラブ・アメリカ（メキシコ）と初戦を戦う。ところが、スポーツ中継やスポーツに関する番組を扱うCCTV5の番組表では、試合が行われる時間帯にスピードスケート・ショートトラックのワールドカップを放送する予定となっている。広州恒大の地元である広東地域のローカル局では放送されるが、そのほかの地域ではインターネット配信などを除けば、リアルタイムでテレビ観戦できないことになる。

記事は、これまでにも設備などの理由で注目度の高い試合を生中継できなかったことがあるとし、「もし今回、広州恒大の初戦を生中継できなかった場合、激しい世論が巻き起こる可能性がある」と伝えている。（翻訳・編集/北田）