13年、アン・リー監督の最新作として報じられていたのが3Dボクシング映画「拳魂(仮)」だった。宿命のライバルであるモハメド・アリとジョー・フレージャーにスポットを当て、1975年にフィリピンで行われたタイトルマッチ15回戦の場面などが描かれる。しかしその後、イラク戦争を描く映画 「Billy Lynns Long Halftime Walk(原題)」の撮影に入ったことや、資金不足などが理由とされ、制作が一時中断されていた。
「Billy Lynns〜」をすでに撮り終えたアン・リー監督が、2年ぶりに「拳魂」に本格的に取りかかると報道されている。米メディアによると、ジョー・フレージャー役には、映画「グローリー/明日への行進」でキング牧師を演じた英俳優デヴィッド・オイェロウォが決定。モハメド・アリ役には、「バットマン v スーパーマン」の米俳優レイ・フィッシャーが起用される可能性が濃厚だという。(翻訳・編集/Mathilda)
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