「日本の再軍事化はいつ?」テーマの討論会で、専門家「日本には軍国主義は存在しない」

Record China    2015年12月13日(日) 11時23分

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12日、中国メディア・環球時報の年次総会で行われた「日本は再軍事化までどのくらいの距離にあるか」をテーマとした討論会で、上海師範大学人文学院歴史学科の蕭功秦教授は、「日本には軍国主義は存在しない」と述べた。

2015年12月12日、中国メディア・環球時報の年次総会で行われた「日本は再軍事化までどのくらいの距離にあるか」をテーマとした討論会で、上海師範大学人文学院歴史学科の蕭功秦(シアオ・ゴンチン)教授は、「日本には軍国主義は存在しない」と述べた。

蕭教授は、「日本に何度も訪れたことがあるが、日本は平和を愛する国で、日本人は自分たちを平和ボケだと笑っている。日本は科学技術が高度に発展した国として、すでに大戦前のように領土拡張を目標とはしていない」と指摘。「さまざまな角度から見て日中関係は確かに緊張しているが、この種の緊張は少数の右寄りの人物によるものだ」とした。

また、「中国は日本に侵略を受けた国であり、この不安感の増進が双方に悪い影響を与え、さらに激化して衝突につながる。だが、この衝突は性質的なものや帝国主義とは大きな関係はない」とし、「全体的には、中国と日本の間には、改めて相手を認識する必要がある。双方が正しく相手を認識すれば、日中関係は平和友好的に発展する可能性が大きくなる」と述べた。

この報道に、ネットユーザーからは、「正しい。日本に行ったことがあればこそわかる。国内で宣伝されているのとはまるで様子が違う」「売国奴のような顔して。日本が平和を愛してるならなぜ釣魚島(日本名:尖閣諸島)を占領しているんだ?」など、賛否両論が寄せられている。(翻訳・編集/北田

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