Record China 2015年12月13日(日) 19時30分
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12日、中国の王毅外相は、北京で講演し、南シナ海の領有権をめぐる問題について、「一部の国や域外の勢力による、紛争を激化させ、緊張をつくり出す行為に断固反対する」と述べた。写真は王外相。
2015年12月12日、中国の王毅(ワン・イ―)外相は、北京で行われた「国際情勢と中国外交」をテーマとしたシンポジウムの開会式で講演し、南シナ海の領有権をめぐる問題について、「一部の国や域外の勢力による、紛争を激化させ、緊張をつくり出す行為に断固反対する」と述べた。中国の通信社、中国新聞社が伝えた。
王外相は、「中国は歴史的事実を尊重することを基礎とし、『海洋法に関する国際連合条約』を含む国際法および中国とASEAN(東南アジア諸国連合)諸国が合意した共通認識に基づき、自らの合法的・合理的な領土主権と海洋権益を守る」とした上で、「一部の国や域外の勢力による、紛争を激化させ、緊張をつくり出す行為に断固反対する」と述べた。
また、「中国側は、地域の国々が普遍的に賛同している『複線構想』に基づき、直接当事国が対話を通じて紛争を解決し、ASEAN諸国と共同で南シナ海の平和と安定および航行と飛行の自由を守り続けていきたい」とも指摘した。(翻訳・編集/柳川)
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