中国と台湾が南シナ海で主権主張、米国は緊張緩和を呼びかけ―英メディア

Record China    2015年12月14日(月) 20時50分

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13日、米国は南シナ海でこのほど主権を主張する行動をとった中国と台湾に対し、緊張緩和を呼びかけた。写真は南シナ海。

2015年12月13日、英BBC(中国語電子版)によると、米国は南シナ海でこのほど主権を主張する行動をとった中国と台湾に対し、緊張緩和を呼びかけた。

中国国防部は13日、中国海軍の艦隊がこのほど、南シナ海で訓練を実施したと明らかにした。訓練は海軍の年次計画に基づくものだという。

台湾では、陳威仁(チェン・ウェイレン)内相ら閣僚が12日、台湾が実効支配する南シナ海の南沙(英語名:スプラトリー)諸島の太平島を訪問し、埠頭(ふとう)や灯台の完成式典を行った。

台湾閣僚の太平島訪問について、米国務省の報道官は、「南シナ海で主権を主張するすべての当事国は地域の緊張緩和のために協力するよう望む」との談話を発表。同省東アジア・太平洋局のプライス報道官は「陳内相の今回の訪問がそのような目標の達成に役立つことを望む」と述べた。

台湾側は太平島を「平和の島、生態系保護の島、低炭素の島」に建設すると説明している。(翻訳・編集/柳川)

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