中国で永住権を取得する外国人、最も多い国籍は?―中国メディア

Record China    2015年12月25日(金) 4時10分

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18日、華声在線は、中国での外国人の永住権取得について報じた。写真は中国。

2015年12月18日、華声在線は、中国での外国人の永住権取得について報じた。

「中国国際移民報告(2015)」によると、中国に居住する84万8500人の外国人のうち、永住権を取得しているのは7356人。彼らの多くが北京、上海広州といった大都市に集中している。一方、米国は2013年の1年間だけで、99万の“グリーンカード”を発行している。人口に対する移民の比率でみると、欧米諸国は10〜15%に達するのに対し、アジアの国は比較的少なく、タイは1.7%。中国はこれよりもずっと少ない。

永住権を取得する人が少ない理由の一つに、取得手続きが容易ではないことがある。永住権取得のルートとして最も多いのが「家族と同居するため」だが、それでも審査は非常に厳しいと言われている。また、中国が初めて永住権を認めたのは2004年のことで、社会的な認知度の低さから、各種の手続きを行う際に“グリーンカード”が身分証明として認められないといった現象も起きている。

中国中央テレビ(CCTV)によると、中国で永住権を取得する人の国籍で多いのは、韓国、フィリピン、ブラジル、インドネシア、米国の順。韓国人が多いのは、近年の韓国内での移民ブームが関係しているとみられている。(翻訳・編集/北田

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